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ポララミンは運転前に飲むのが危険な抗ヒスタミン薬

2020年03月23日

花粉症などのアレルギーを発症した場合、抗アレルギー薬や抗ヒスタミン薬を使用して治療を行っていきます。抗アレルギー薬は予防的効果があり、初期治療に向いているのですが、すでに症状が起きている場合は、抗アレルギー薬を使用しても効果を得ることができず、即効性はありません。ですが、副作用が少ないので、長期使用をすることができます。

抗ヒスタミン薬には、第一世代と第二世代があり、目のかゆみや鼻水、くしゃみなどすでに症状が出てしまった場合にも効果があります。特に即効性があるのが第一世代抗ヒスタミン薬で、副作用は出るものの、すぐに症状を止めることができる特徴をもっています。近年では第二世代抗ヒスタミン薬が出てきたこともあり、処方されることは少ないですが、一般的に市販している風邪薬、酔い止め、鼻炎の薬には第一世代のものが含まれていることが多いです。

第一世代抗ヒスタミン薬は数種類あるのですが、その中の一つであるポララミンはクロルフェニラミンマレイン酸塩が主成分となっている薬で、アレルギー性鼻炎の他に、蕁麻疹や薬疹、風邪によるくしゃみや咳といったことに効果があります。すぐにそれらの症状を止めることができるのですが、抗コリン作用が強いので鼻汁が抑制され痰が吐き出しにくかったり、眼圧が上がってしまうこともあります。さらに脳の中にも薬の成分は浸透しやすくなっており、この作用によって、眠気が起きています。

ポララミンの効き目は大変高く、すぐに効果がでる即効性タイプの薬です。効き目がすぐに出ることもあり、市販薬では成分であるクロルフェニラミンマレイン酸塩という名で含まれています。大変効き目があるのですが、その分副作用もあり、発疹や頭痛、情緒不安やヒステリー、感覚異常など数多くあります。すべての症状が一回で出るわけではなく、その時の体調によっても異なり、全く副作用を感じない時もあれば、眠気がどうしようもなく起こる時もあります。一般的に第一世代のタイプは副作用があると考えておくと良いでしょう。

そして抗ヒスタミン薬は妊婦の方は使用することができません。これは妊婦がポララミンを服用した場合、胎児にどのような影響があるのか安全が確認されていないからです。そして授乳中も、服用はできません。こちらは乳汁に薬の成分が移行することがわかっているためです。もしどうしても服用したい場合は授乳を止める必要があります。なお、眼圧が上がるので、緑内障の人も使用は禁止となっているので注意しましょう。

ポララミンは眠気を感じることが多い薬です。そのため薬を服用している間は車の運転は控えるようにしてください。集中力や判断力も欠けている状態であるので、車の運転をした場合、思わぬ事故を引き起こす可能性もあります。薬を服用して比較的すぐに効果が現れるので、まだ大丈夫だと過信せずに、服用したら車の運転をしない、ということを心がけるようにします。

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